歯周病が全身に及ぼす影響について

前回、歯周病についてどんなものなのかを説明しました。

今回は歯周病が全身に及ぼす影響について説明したいと思います。

歯周病と聞くとお口の中だけのことだと思われる方が多いと思います。

実はそうではなく、全身に様々な影響を及ぼすと言われています。

歯石をそのままにしておくと歯肉から出血し、細菌が歯周ポケットの中に潜り込みどんどんと歯周組織を破壊していき炎症を繰り返します。

炎症によって出てくる物質は歯肉の血管から全身に入り、様々な病気を引き起こしたり悪化させる原因となります。

主なものとして

・糖尿病

・早産や低体重児出産

・肥満

・血管の動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)

・誤嚥性肺炎

があります。

歯周病の予防・治療を行うことで全身の様々な病気のリスクを下げることが可能です。

また手術や放射線治療、化学療法を行う方を対象とした術前術後の周術期と呼ばれる期間

に口腔ケアをすることが必ずと言っていいほど行われています。

術前術後に口腔内をきれいにしておくことで気管挿入時に口腔内の細菌を肺に押し込め誤嚥性肺炎や感染性心内膜炎になることを防いだり、骨吸収抑制薬関連顎骨壊死や放射線性顎骨骨髄炎 を防ぐことが出来ます。

それだけ唾液や歯石に含まれる菌が歯をグラグラにするばかりではなく全身に大きく影響していると言えます。

定期的に歯科受診をしプロにケアしてもらプロフェッショナルケアと日頃ご自身でするセルフケアがとても重要となってきます。